インプラントと喫煙の関係
インプラントの治療を受ける時に注意してもらいたいのが実は喫煙です。喫煙というのは人体に様々なトラブルを引き起こす原因となり、喫煙をしているかどうかで治療の結果やインプラントの持ちに大きな影響を与えることが知られています。インプラントの治療に欠かすことができないインプラントと喫煙の関係の知識を皆さんに一度詳しくご紹介いたします。
インプラントの治療で欠かせないのがインプラントの手術です。インプラントの手術では骨に穴を開け、ネジのようになったインプラント体を埋め込む治療を行うのですが、このような治療を行う時に注意したいのが、治療後の傷の治りです。インプラントの治療を行う時にはこのようなインプラントの治療の後の傷の治りが非常に重要で、傷の治りが悪い場合には傷口が壊死してしまったり、いつまで経っても傷が治らないためインプラント体に感染が起こりインプラントが生着しないなどの問題を引き起こす可能性があるので、注意しなければいけないのです。
このような傷の治りと密接な関係があるのが喫煙です。喫煙をしていると血行が悪く、免疫機能も落ちるので傷の治りが悪くなってしまい、ひどい場合には傷口の壊死が起こったり、インプラントの生着が阻害されてしまいます。インプラントの手術を受ける前にしっかりと禁煙をすると傷の治りがよくなることがわかっています。最近では禁煙治療を保険を利用して受けることができるようになり、多くの内科の病院で禁煙外来が行われています。インプラントの治療の前に禁煙治療を受け、しっかりと手術を受けるだけの準備を整えてから治療に望むようにしましょう。
2018年8月29日 (水)
カテゴリー : 治療について