静脈内鎮静法とは
インプラントの治療で欠かせないのがインプラントの埋め込み手術です。麻酔を行うことでインプラント手術に伴う痛みを感じることなく治療を受けることができるのですが、人によっては嘔吐反射が強かったり、手術に対する不安感や恐怖感がどうしても拭い去れず、これらが手術に悪影響を与える可能性がある場合があります。このような場合は、トラブルを解消するために静脈内鎮静法という方法を利用して手術を行うと、トラブルなく手術を行うことができます。このインプラント治療にも用いられる静脈内鎮静法について詳しくご紹介いたします。
インプラントの治療を行うときに問題になるのが不安感です。この不安感などの心理的な問題が引き起こすトラブルを解消する治療の方法の一つに静脈内鎮静法という方法があります。この方法は不安感の強い患者さんに点滴を用いてお薬を投与する方法で、治療を受けている間だけウトウトと眠りながら治療を進めることができます。このお薬は点滴を行っている間だけ効果があるお薬で、治療を終えて1時間程度ですぐに元の状態に戻るキレの良いお薬を利用して治療を進めるので、治療を受けた後には多少のふらつきが出るものの独力で帰宅することができる治療の手段です。
不安感というのは積み重なってくることでやがて循環器のトラブルを引き起こしてしまうことがあります。不整脈の原因になったり、血圧が上がることで出血しやすくなってしまうので、不安感に適切な対処を行うのは非常に重要なことです。インプラントの治療を受ける時にはこのような方法を利用して心理的な問題に対処することができるので、不安を感じる時にはすぐに歯医者に相談するようにしましょう。
2018年8月27日 (月)
カテゴリー : 治療について