インプラントオーバーデンチャーとは
皆さんはインプラントオーバーデンチャーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。インプラントオーバーデンチャーとはインプラントを利用して固定する入れ歯のことで、近年非常に注目を集めている治療法です。インプラントというのはチタンという金属でできた人工の歯根の事で、デンチャーは入れ歯という意味です。この二つの装置を組み合わせたインプラントオーバーデンチャーを利用して、しっかりとお口の内部に固定できる安定してしっかり噛める入れ歯を利用してみましょう。
インプラントというのは骨に金属を埋め込んで固定する治療器具で、このような顎の骨にしっかりとした土台をつけることで入れ歯やクラウンなどの治療に必要なしっかり強固な土台を作ることができます。しっかりとした土台を利用して入れ歯やクラウンを支える事ができるというのは患者さんにとって非常に大きなメリットで、入れ歯がしっかり安定することで会話中に入れ歯がずれたり落ちてきたりすることもなく、食事中も入れ歯がずれて歯茎に当たって痛いということもなくしっかり噛めますので大きな満足感につながります。特にインプラントオーバーデンチャーのような入れ歯とインプラントを併用した治療法は、普段は外れずに固定できるのに、外したいときには外すことができる入れ歯ということで清潔さを保つ上でも有利で、とても人気がある治療法です。顎の土手が吸収してしまった人たちにとって、入れ歯をしっかり安定させるのは難しく、しっかりと入れ歯を固定するというのは従来の入れ歯では入れ歯安定剤を用いても難しいことがありました。このような問題を解消するために利用されるインプラントオーバーデンチャーは最近多くの患者さんに利用されているのです。
2018年8月1日 (水)
カテゴリー : 治療について