顎の骨が少ないとインプラント手術は受けられないの?
顎の骨とインプラントの関係は非常に重要です。インプラントの治療は金属のネジのようになったインプラントを顎の骨に埋め込む治療なので、顎の骨が少なく、インプラントに十分な骨量がない場合、そのままではインプラント治療ができません。治療に際してこのような知識を持っていると非常に役立ちます。インプラントと骨の関係について詳しくご紹介いたします。
インプラントは手術を行い、チタンという金属でできたインプラントを下顎骨という下顎の骨や上顎骨という上顎の骨に埋め込む治療です。このため、インプラントを埋め込む部分の骨が少なくなりすぎている場合には、そのままではインプラントを利用することができず、他の方法を利用して治療を進める必要が出てきてしまいます。
骨というのは何の刺激もなくなっているとやがて少なくなってしまう性質があり、入れ歯を使わずに歯が無い部分を放置していると実は骨が減っていってしまいます。このような状態が続いていると、インプラントを埋めるのに必要な骨を確保できないことがあるのです。
このような骨の減少で特に注意が必要なのが下顎です。下顎の骨の内部には重要な神経や血管が走行しているので、下顎の骨が少なくなりすぎている場合には骨造成などの顎の骨を増やしていく治療方法を利用して骨を増やす必要があります。下顎の骨が少なくなりすぎている場合には入れ歯などの治療法を利用して治療を進める必要があることをよく理解しておきましょう。
2018年7月25日 (水)
カテゴリー : 治療について