インプラント手術時は痛くないのでしょうか?
インプラントの手術を受けるというのは治療のためとはいえ痛みの不安がつきまとい、治療を受けるのをためらってしまうかもしれません。歯医者ではインプラントの治療のために様々な麻酔を利用し、しっかりと麻酔を活用することでインプラントの治療を安全に勧めることができるようになります。歯医者で使う麻酔についてよく熟知しておくと治療を受けるハードルが大きく下がります。歯医者の麻酔法についてみなさんにご紹介いたします。
歯医者で使う麻酔の中でも特に広く利用されている麻酔は局所麻酔という麻酔法です。局所麻酔は注射器を使って麻酔薬を歯茎に注射する方法で、インプラントの治療以外にも虫歯の治療や歯茎の切開など様々な場面で利用される麻酔法です。局所麻酔を利用するとインプラントの治療で発生する痛みを消すことができるので、インプラント治療を行うときにはこの局所麻酔を利用するのが一般的なのです。
麻酔を利用することで痛みなく治療を受けることができるのですが、局所麻酔では不安感を落ち着かせたり、気持ちを落ち着かせる効果はありません。このため、不安感が強い場合には静脈内鎮静法という気持ちを落ち着かせる治療を併用する場合があります。インプラントの手術を行う間に点滴でうとうとと眠くなるようなお薬を利用することで不安感を感じずに治療を終えることができるので、治療の不安感から血圧が高くなってしまうかたや精神的な負担が大きくパニックを起こしてしまう方にはこのような治療を併用する場合があります。しっかりと麻酔について熟知しておくと治療を選ぶ際に役立ちます。歯医者の麻酔に不安を感じる場合には一度歯医者に相談するようにしましょう。
2018年7月22日 (日)
カテゴリー : 治療について