インプラント治療ができないケースはある?
インプラントの治療というのは患者さんの体に少なからず負担をかける治療です。このため、実は患者さんによってはインプラント治療を受けられなかったり、治療を受けるためにある程度準備をしてもらう必要がある場合があります。インプラント治療を受けることができないケースについてみなさんに一度詳しくご紹介いたします。
インプラント治療は基本的にどなたでも受けていただける治療なのですが、実は一部の患者さんはインプラント治療に適していないケースがあります。インプラント治療を受けることができない代表的な事例は全身の病気です。血液が固まりにくい病気を持っていたり、全身の免疫状態が悪くなる病気を持っていたり、骨粗しょう症の薬を使っている場合には治療によって健康を害してしまうことがあるので、実はインプラント治療を避けることがあります。
このような全身の病気を抱えている場合、治療が可能なのであればまず全身の健康を回復させ、治療を受けることができると判断できるようになってからインプラントの治療を進めていきます。インプラントの治療は非常に時間がかかる治療です。インプラント治療を受けることができるかどうか、不安に思うことがある場合には一度医師・歯科医師と相談し、適切な治療を選ぶようにしましょう。
この他にも、インプラント治療を受ける前に気をつけなければいけないのが歯周病です。歯周病は骨を溶かしてしまうことがある病気で、歯周病によってお口の状態が悪くなっている場合にはまず歯周病の治療が優先されます。歯周病をお持ちの場合には歯を失ってしまうことがあり、インプラント治療が必要になることがあります。インプラント治療を必要としている場合には一度歯医者に相談するようにしましょう。
2018年7月14日 (土)
カテゴリー : 治療について